災害時の医療用の水を確保しました。

▶東京北医療センターで、深井戸のろ過システムについて説明を受けるいながき・上川両区議と大松都議

東京都北区では2014年度から、都が指定する災害拠点病院などを対照に、災害時における人工透析などの医療行為に必要な水を確保するため、深井戸の整備費用を補助してきましたが、区内の計3カ所の病院で設置工事が完了しています(この補助は’16’年度で終了)

深井戸の整備については、区議会公明党(稲垣浩幹事長・上川晃区議)と大松あきら都議(都議選予定候補=北区)が連携して推進してきたものです。

北区では、災害で水道の供給が停止した場合に備えて、地域の防災施設に災害用給水所を設置していますが、主に区民の飲料水や生活用水での利用を目的にしています。このため、医療関係者や人工透析患者の方から医療用の水を確保して欲しいとの声が上がっていました。

こうした要望を受けた区議会公明党は、防災対策特別委員会などを通して、医療用深井戸の整備を区に要望しました。都議会公明党も、定例会で災害拠点病院における安定した水の確保策を講じるように訴えてきました。

昨年2月に深井戸が整備された「東京北医療センター」では、くみ上げた水をろ過し、1日10トン余りを医療に役立てています。

同センターの関係者は「病院にとっては水は必要不可欠です。災害医療体制が充実したことで、住民の安心にもつながります」と語っています。

2017年4月26日付 公明新聞より

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