陥没の危険いち早く 路面下の空洞を調査

▶走行しながら道路などの空洞化を調査できる車両の説明を受ける北区議会公明党のメンバー(右から3人目が小田切議員)

小田切和信議員の質問を北区議会公明党議員団が推進

東京都北区は現在、災害などによる道路の陥没事故を未然に防ぐため、路面下空洞化調査を行っています。

区議会公明党(いながき浩幹事長)の小田切かずのぶ、ふるたしのぶ、坂口かつやの各議員は先ごろ、事業委託先であるジオ・サーチ株式会社の担当者から説明を受けました。

同事業は、老朽化するインフラの安全性を確保するため、特殊な装置を搭載した車両「スケルカⓇ」を使って、走行しながらマイクロ波を照射することで区道下の劣化や空洞化を点検するものです。

今回は、工藤全体の3分の2に当たる約490キロのほか、21本の橋から危険な箇所を洗い出しました。今後は、危険度の高い順に内視鏡などを使って2次調査を行い、必要であれば補修工事を行うことになります。

2013年の9月定例会で小田切議員はこの調査法を活用して「緊急輸送道路や通学路、避難路の老朽インフラの整備・更新、安全対策を予防保全の観点から積極的に行うべきだ」と主張しました。

区議会公明党も党を挙げ、一貫して推進してきました。

担当者は「ここまでの広域的な調査は都内でも群を抜いています」と話しています。これを受け、小田切議員らは「まさしく“道路の健康診断”であり、今後も、安全・安心のインフラ管理に向けて、定期調査ができるようにしていきたい」と語っています。

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