
10月2日(金)
すどうあきお委員

すどうあきお委員の賛成討論全文
20261002決特討論
公明党議員団を代表し、令和7年度東京都北区一般会計歳入歳出決算並びに3特別会計歳入歳出決算について、賛成の立場から討論いたします。
令和7年度は、物価高騰が続き、区民の暮らしにも、地域の事業者にも厳しい影響が及んだ一年でした。
そうした中、区民生活支援金の給付や子育て世帯への支援、福祉事業所や医療機関への支援、プレミアム付きデジタル商品券の追加発行など、暮らしと地域経済を支える取組を進めたことを評価します。
また、いじめや不登校への支援を強め、若年がん患者の在宅療養支援も始まりました。
防災士の資格取得助成も、地域の防災力を高める一歩です。制度をつくるだけでなく、必要としている方に届き、安心につながることを期待しています。
一般会計の実質収支は約76億円の黒字となり、学校改築や新庁舎整備など、将来の事業に備えた基金の積立ても進められました。物価高騰への対応と将来への備えを、ともに進めた財政運営を評価します。
一方、決算で大切なのは、事業を実施したという結果にとどまらず、区民の暮らしがどう変わったのかを確かめることです。今回、我が会派からは、物価高騰対策の成果、子育てや福祉の相談支援、防災、学校教育、地域交通などについて質疑を重ねました。
中でも、水害への備えは、被害が起きる前に進めることが大切です。質疑でも、土のうの貸出しや止水板の設置助成などについて、利用実績と制度の周知が議論されました。
浸水リスクのある方に対策が届くよう、利用しにくい理由も確かめ、改善を進めてください。また、コミュニティソーシャルワーカーによる相談支援や家具の転倒防止支援も、相談に来られない方や制度を知らない方に届いてこそ力を発揮します。利用実態を踏まえ、支援の届け方を工夫していただきたいと思います。
子どもたちの安全についても、令和8年6月に発生した滝野川第三小学校の火災を踏まえ、避難器具の扱いを含む実践的な訓練を進めてください。暑さの中でも安心して学び、活動できる環境づくりとあわせて、現場で役立つ備えになっているかという視点を大切にしていただきたいと思います。
また、決算書の訂正について申し上げます。特別区民税の不納欠損額が3,076万円余減額され、収入未済額が同額増額されました。歳入決算額に変更はありませんが、監査委員の審査意見書の再提出に至ったことを重く受け止めています。関連資料にも複数の訂正がありました。誤りが生じた経緯と、確認の中で見つけられなかった理由を検証し、担当者だけに頼らない組織的な点検体制を整えていただきたいと思います。
正確な決算資料は、区民と議会の信頼の土台です。再発防止を着実に進めることを求めます。
今回の決算で確認できた成果を次につなげ、課題には、現場の声を聴きながら改善を重ねていただきたいと思います。
私たち公明党議員団も、区民の小さな声を届け続けることを申し上げ、令和7年度一般会計並びに3特別会計決算に賛成いたします。
