新型コロナワクチン接種への要望

▶花川区長に要望書を提出する、岡本衆院議員、大松都議と北区議会議員団

北区議会公明党議員団(近藤みつのり幹事長)は、公明党北総支部(総支部長・大松あきら都議)との連名で、3月22日に花川与惣太北区長に「新型コロナワクチン接種で高齢者・障がい者への移動支援や訪問接種時の医師・看護師の送迎、ワクチン配送をタクシー事業者へ委託することの要望書」を提出しました。

これには、岡本みつなり衆議院議員も同行しました。

ワクチン接種時に、自宅から接種会場までの移動が困難な高齢者や障がい者の方々への移動手段として、区内のタクシー事業者に委託することや、接種する病院へのワクチン配送を、区内のタクシー事業者に委託すること、また訪問接種の医師や看護師の送迎を区内タクシー事業者に委託することなどについて、花川北区長に要望しました。

花川北区長は「要望の主旨にそって、しっかり検討したい」と述べました。

以下、要望書の全文を掲載します。

要望書の全文

令和3年3月22日
花川與惣太北区長殿

公明党北総支部
北区議会公明党議員団

新型コロナワクチン接種で高齢者・障がい者への移動支援や訪問接種時の医師・看護師の送迎、ワクチン配送をタクシー事業者へ委託することの要望

 新型コロナウィルス感染防止のため、4月から新型コロナワクチン接種が開始されます。ワクチン接種は感染予防のために大変に重要な取り組みです。
 北区では、現在区内3か所にワクチン接種センターを設置するほかに区内10か所から30か所の病院や地域の多くの病院や診療所でも接種できるように医師会とも連携の上準備を進めています。
 ワクチン接種については、接種を希望されるすべての方々に対して確実に接種して頂く事が大変に重要なことだと考えます。そのためには、自宅から接種場所である病院まで行き、接種を受け、接種後の観察を終え自宅まで帰ることが困難な方々に対しての支援が必要になるとともに、自宅から接種する病院へ行くことが困難な方々へは、医師が訪問して接種することも必要になるとともに、保健所から地域の病院・診療所へ確実にワクチンが届けられることが重要となります。
 そこで、区内の道を隅々まで掌握している区内のタクシー事業者にこれらの移送業務を委託し、移動が困難な方々に対しての支援や、訪問接種の時に医師、看護師の送迎やワクチン配送を区内タクシー事業者に委託すべきと考えます。
国交省からもタクシー事業者に対してコロナワクチン接種に必要となる旅客運送の円滑化に向けて協力要請がありました。タクシー事業者は、コロナウィルス感染疑義者をPCR検査会場まで搬送業務も行っている実績もあり、災害時の緊急輸送協力協定も北区と締結しています。また、この事業を通してコロナ禍で営業的に大変厳しい状況にある、タクシー業界の区内雇用者維持をするためにも必要な取り組みだと考えますので、以下要望致します。

  1. 自宅から接種会場までの移動が困難な、高齢者・障がい者の方々に対して区内タクシー事業者に委託し、移動支援を行うようにすること。
  2. 接種病院へのワクチン配送を区内タクシー事業者に委託をすること。
  3. 訪問接種での医師・看護師の送迎を区内タクシー事業者に委託をすること。

以上


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