荒川流域の水害を防ぐ

岡本氏ら 調節池工事事務所で聴取(さいたま市)

▶工事事務所で意見交換をする岡本議員と青木区議ら

公明党の岡本三成衆議院議員は19日、さいたま市にある国土交通省の荒川調節池工事事務所を訪れ、荒川第二・三調節池の整備事業について、武藤健治事務所長らと意見を交わしました。

これには青木ひろこ北区議、石毛一昭足立区議が同行しました。

第二・第三調節地は、豪雨災害が激甚(げきじん)化する中、荒川の氾濫(はんらん)を防ぐため、2030年度の完成をめざし、18年度から事業を開始。今年4月に工事事務所が設置されました。

第二・第三調節地の整備により、洪水調節容量が現在の2.3倍の約9000万立方メートルになり、洪水時に下流へ流れる流量を大幅に低減できます。

武藤事務所長は「すべての完成を待たずに、活用できる場所から供用していきます」と述べました。

岡本議員は「水害に対する住民の不安解消に向け、どれだけ工期を前倒しできるかが重要です」と指摘したうえで、「現地事務所ができたことで、工期短縮に向けて工夫がしやすくなります。事業の加速へ後押しをしていきたい」と強調しました。

2020年6月26日付 公明新聞より

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