▶通学路の安全対策を花川区長(中央)に要望する岡本(右隣)、高木(左隣)の両氏、大松都議(右端)、区議会公明党近藤幹事長(右隣)
千葉県八街(やちまた」市で 下校中の児童が死傷したトラック事故を受け、公明党の岡本みつなり衆院議員は19日、東京都の北区役所で自民党の高木啓衆院議員らと共に花川与惣太区長に会い、通学路の安全確保に関する緊急要望を行いました。
これには自民、公明の両党の都議(大松あきら)、区議(近藤みつのり幹事長)が同席しました。
席上、岡本氏らは各学校の危険箇所を区が把握した上で、区教育委員会や警察など関係者による点検を実施し、道路管理者らに安全対策を要請すべきだと強調しました。
また、対策実施に向けて住民の理解を得ると共に、危険箇所に関する住民らの認識が高まるよう、区の広報やホームページでの周知を求めました。
花川区長は「必要な対策を早急に進めたい」と答えました。
2021年7月20日付 公明新聞より
要望書の全文は以下の通りです。
令和3年7月19日
東京都北区長
花川與惣太殿
北区議会自由民主党議員団
北区議会公明党議員団
通学路の交通安全の確保に向けた着実かつ効果的な取り組みの推進を求める要望
千葉県八街市でトラックが小学生の列に突っ込み5人が死傷した事故を受け、文部科学省は9日、全国の小学校の通学路を対象に再点検を求める通知を各教育委員会などに出しました。通知内容では見通しのよい道路や抜け道など、これまで危険箇所に指定していなかった通学路も含めて対策を求めています。
この通知は、国土交通省と警察庁からも各道路管理者や都道府県警に出され、各教委などと合同で点検するよう依頼しています。過去に事故になりかけた「ヒヤリハット」事例があった道路や、保護者、見守りボランティアらから改善要請があった道路などの点検も求められています。
北区の小中学校の通学路に関してはこれまで、このような合同点検が行われていません。ガードレールがない通学路もあり、交通安全の確保に向けた着実かつ効果的な取り組みの推進は喫緊の課題であると考えます。そこで、以下要望致します。
記
- 各学校が危険箇所をリストアップし教育委員会に報告してもらうこと。
- 危険個所リストを教育委員会が土木部と情報共有し、所管の警察署とも協議をはかり教育委員会・学校・PTA・土木部・警察署による合同点検を実施すること。
- 合同点検の結果をふまえ、交通安全対策案を検討・作成し、地域住民の理解を得たうえで実施に向け、道路管理者・警察に要望すること。
- 合同点検で抽出された危険個所や対策必要箇所については、児童・保護者、地域住民、関係機関の認識を高め、広く協力を得られるように北区ニュースや北区ホームページで公表すること。
以上