公明議員 受け継いだバトン離さず
▶循環するバス
「20年越しの願いが身を結び、感慨深いですね」
こう語るのは東京都北区の党員・清水希一さん。区議時代から推進してきた浮間地区の循環バス運行が3月に実現し、コミュニテーィバスの車両が地域を走る様子に目を細めます。
かつて浮間地区は、JR埼京線開通などに伴い路線バスが廃止に。一方で高齢化率が高まる中、総合病院開設などが進み、住民から復活を求める声が次第に高まりました。
相談を受けた清水さんは、2001年6月定例会から重ねて議会質問で復活を要請しました。
02年12月には、太田昭宏幹事長代行(当時)と共に党北総支部として区に「地域循環バスの運行を求める要望書」を6380人の署名簿と併せて提出していました。
▶開通を喜び合ういながき区議㊧と清水さん
真水さんが勇退した07年から、いながき浩区議がバトンを受け継ぎ、議会などで粘り強く要望を継続してきました。
その結果、19年に区地域公共交通会議が設置され、計画が本格化し、今年3月からコミュニティーバスの新規路線として運行が始まりました。
地域課題の解決というバトンを手放さなかったいながき区議。
「地域の皆さんから感謝の声が寄せられています。今後も地域のために走り抜きますよ」と意欲を燃やしています。
2024年5月17日付 公明新聞より