荒川流域の治水万全に 太田議長ら調整池、堤防整備を調査

▶調整池の整備のについて説明を受ける一行

太田昭宏全国議員団会議議長は29日、各地で大雨による河川の氾濫(はんらん)が頻発(ひんぱつ)していることを踏まえ、埼玉県と東京都を流れる荒川の治水対策の調査を行いました。

これには竹谷とし子、矢倉克夫の両参議院議員のほか、薄井浩一、慶野信一両都議らが同行しました。また、北区議会から大島みのる、青木ひろこ区議も参加しました。

▶護岸整備

一行は、荒川中流域にある「荒川第一調整池」(さいたま市、埼玉県戸田市)で、国土交通省の担当者から。洪水時の水量調節などについて説明を受けました。

担当者は、荒川の治水対策を進めるためには、調整池をさらに整備する必要性があり、関係自治体との連携強化が課題になっていることを強調しました。

▶「あらかわ号」に乗り、荒川護岸や水門の耐震化などを視察

その後、太田議長らは、災害対策支援船「あらかわ号」に乗り、水上から護岸や水門の耐震化を視察し、下流域の治水対策に関して、東京都足立区新田で整備されている高規格堤防(スーパー堤防)の進捗状況などを見て回りました。

視察後、太田議長は「荒川流域には多くの人口や都市機能が集中しており、大規模水害への備えを万全にする必要がある。これからも、命を守る防災・減災対策に全力で取り組んでいきたい」と語りました。

2017年8月30日付 公明新聞より

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