災害対策拠点となる河川敷に照明を 北区議会公明党議員団が要望

▶地域の党員さんと一緒に要望書を渡す各議員

災害対策拠点となる河川敷に照明を

北区議会公明党議員団は、このほど、北区内にある国土交通省・荒川下流河川事務所を訪れ、里村真吾事務所長に対して「岩淵リバーステーション」周辺の河川敷に照明施設を整備するように求めました。

これには、北区議会公明議員団の青木ひろこ、近藤みつのりの両区議のほか、地元の党員も同席しました。また、大松あきら都議会議員も出席しました。

この席上、大松、青木、近藤の各議員からは、岩淵リバーステーション周辺について、「首都直下地震が発生した時の避難広場となるだけでなく、水上バスを活用した緊急物資や帰宅困難者などの輸送の要になる拠点になるのではないか」と強調しました。また、夜間でも災害への対応ができるように、照明設置の必要性を訴えました。

これに対して、里村事務所長は「地域の声を後押しに、実現に向けて取り組んでいきたい」と答えました。

▶事務所で、右から、近藤、青木、大松の各議員

要望書の全文は以下の通りです。

平成27年12月18日

国土交通省関東地方整備局
荒川下流河川事務所 事務所長 里村真吾殿

クリーンキーパー赤羽 
公明党北総支部

岩淵リバーステーション周辺への照明設置について

 岩淵リバーステーション周辺は首都直下地震などの発生時、北区では約58,000人が避難する避難広場であり、更に緊急物資の輸送や帰宅困難者の輸送などの拠点でもあります。昨年度には河川敷の耐震工事も実施され、地域住民の安全・安心の要として期待しております。
 しかし、現在の岩淵リバーステーション周辺の河川敷には照明設備がなく、夜間の避難や災害対策に不安を覚えます。常総市の水害では、24時間体制で昼夜を問わずに災害対策の現地作業が行われ、早期復旧を後押ししたとのことです。
岩淵リバーステーション周辺に照明を設置することにより、24時間災害対策が可能になると考えられ、下記、要望いたします。
 なお、平常時には多くの区民が「赤水門」として親しみ、東京都の歴史的建造物にも選定されている「旧岩淵水門」のライトアップ施設としても活用していただければ、北区の観光スポットにもなっている豊な水辺環境の荒川の資源活用にもつながるものと思います。

一、岩淵リバーステーション周辺への照明設置により一層の災害対策の備えを充実させて下さい。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
目次