共産、都議選前 “違法”の指摘に 名前入りたすきを陳謝

6月21日に行われた、東京都北区議会の企画総務委員会(宮島おさむ委員長(公明))で、都議選に北区から出馬を予定する共産党都議が街頭演説で、告示前に着用できない名前入りの「たすき」を着用していた”違法行為”について、共産議員が「申し訳ございません」と陳謝しました。

同日午前の委員会で公明党の坂口勝也議員が質問に立ち、今月6日にJR赤羽駅前で行われた街頭演説での共産都議の”たすき問題”を取り上げました。

これに対して共産議員が意見を述べ、同党都議選予定候補のたすきは名前入りではなく、「日本共産党都議会議員団」と書かれた赤いたすきであり、「全区で展開」していると強弁。指摘されたような政党名と氏名が書かれた、たすきをした「場面を見たことがない」と断言しました。

しかし、名前入りたすきを着用して街頭演説する共産都議の映像が、本人のツイッターに残っていたのです。

公明党の坂口議員は委員会が休憩に入った際、この映像を共産議員に証拠として見せ、午後の委員会冒頭には、映像を画像にした資料が参加者に配布されました。

委員会の席上、共産議員は名前なしの赤いたすきをするようになったのは「この案件の後だった。釈明したい」と主張し、さらには「公党としてのルールはきちんと守った活動をしなくてはいけないと思った」と反省の弁を述べました。

2021年6月22日付 公明新聞より

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