【主張】新春街頭演説 参院選に勝利し日本再生進める

▶前列、左から 司会をした岡本衆院議員、高木衆院議員、山口代表、竹谷参議院議員

公明党は、年頭から全国各地で街頭演説会を開催し、勢いよくスタートを切った。

都内で街頭に立った山口那津男代表は、公明党が誇る「小さな声を聴く力」「ネットワークの力」について、「公明党にしかない政治的な機能だ」と強調した。公明党の持ち味を存分に発揮し、長引くコロナ禍を乗り越え、日本再生への道を切り開いていかねばならない。

新型コロナの新たな変異株「オミクロン株」は各地で市中感染が確認され、新規感染者数も全国的に増加傾向にある。医療提供体制の拡充や3回目のワクチン接種の前倒し実施、飲み薬の普及などに総力を挙げる必要がある。

日本経済の立て直しに向けては「成長と分配の好循環」が重要だ。2022年度与党税制改正大綱に盛り込まれた企業の賃上げ促進策を確実に実施し、個人消費の喚起、経済の活性化につなげたい。新たな成長の原動力として「デジタル化」と「グリーン化」(脱炭素化)も強力に進めるべきだ。

さらに、少子高齢社会を支える社会保障機能を一層充実させることも不可欠だ。

このように課題が山積する中にあって公明党には、その存在意義を一段と高めることが求められている。

公明党は今年、「大衆とともに」との不変の立党精神を党創立者が示されてから60年の節目を迎える。未曽有の危機克服へ、公明党の全議員がこの原点を改めて肝に銘じ、庶民・大衆の声や願望といった“衆望”を担っていかねばならない。

この点で、今月から来月にかけて全議員が行うアンケート運動は重要だ。▽子育て▽高齢者▽中小企業・小規模事業者――支援を統一テーマに、現場の声に耳を傾け課題解決への方途を探る取り組みである。

今夏には参院選が行われる。公明党は、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、兵庫、福岡の7選挙区の全員当選と、比例区800万票、7議席の獲得をめざす。

山口代表が強調するように「公明党がいる連立政権だからこそ、政治が安定し、課題を着実に乗り越えていくことができる」と訴え、断じて勝利したい。

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