「予算組み替え提案によって実現したものはありません」。9月10日に開かれた東京都北区議会の定例会本会議で、花川与惣太区長は、共産党のポスターの内容が“真っ赤なウソ”であることを明らかにしました。
問題となったのは、区内に張り出されている共産党北区議団のポスターです。
「4回の予算組み替え提案で実現した」として、入学準備金前倒し支給と、認可保育園の増設、子ども食堂への支援、感震ブレーカー設置助成の四つの事業が共産党の実績であるかのように喧伝(けんでん)しています。
区議会で代表質問に立った公明党議員団(大島実団長、近藤光則幹事長)の坂口かつや議員は「そもそも4回の予算組み替え提案は全て否決されており、(共産党は)各事業の当初予算にも反対しているのが事実」と強調し、花川区長にポスターに対する認識を確認し、内容を否定する答弁を得ました。
くだんのポスターには、「区民の暮らしのため」とも書かれています。しかし、“自分たちのため”に実績ねつ造や横取りをする卑劣な実態が改めて浮き彫りになりました。
2018年9月14日付 公明新聞より